|
働くということ
このサイトを見てくださっているということは、皆さんは『転職』ということについて、多少なりとも興味があるということだと思います。では皆さんに質問です。 皆さんは『働く』ということについて、考えたことはありますか? 就職活動するときには、面接官から『なぜ働きたいのですか?』という質問をされるので、 その対策として解答を考えていたと思います。 社会貢献のため 自己を高めるため 自分の力をためすため などなど。ほかにも色々あったと思います。 でもそれは、本音だったでしょうか? 単なる模範解答ではありませんでしたか? 今、改めて『働く』ということについて考えてみてください。 ゆっくりと時間をかけて。 すぐに答えを出す必要はありません。自分に正直になってみてください。 誰に言うわけでもないので格好をつける必要もないし、誰に答えをせかされているわけでもないので、何ヶ月かかってもかまいません。 就職活動の中で答えた解答は、今実現されていますか? そのころと思いは変わっていませんか? たぶん、就職する前と実際に就職してからでは、いろいろと思っていることが変わっているのではないかと思います。 会社に入ると、自分が望むと望まざるとにかかわらず、会社のために働かなくてはいけないし、その働きが報われたと思う瞬間は意外なほどに少ないと思います。 かくいう私がそうでした。 私が就職したのは情報系の会社で、プログラマーを経て、SE(システムエンジニア)として働いていました。 結構忙しい毎日で、終電で帰る日々が続き、終電がなくなってタクシーで帰る日々も少なくありませんでした。 その中で、常に頭の中には 『何のために働いているのだろう?』 という疑問がついて回っていました。 仕事が嫌だった、というのではありません。 仕事は仕事でやりがいがあったし、職場環境もかなりいいものでした。 先輩や上司にも何の不満もなかったし、すごく恵まれた環境だったと思います。(給料はそれほど多くなかったですが…) でも、その中で、何のために働いているのか、という疑問に対する解答はなかなか見出せませんでした。 無理矢理に答えを見つけて自分を納得させようとしても、シャツのボタンを掛け違えたまま着ているような、なんとも嫌な感覚になるだけで、すっきりすることはありませんでした。 通勤電車の中や、暇な時間を見つけて考えていたけど、やっぱり納得がいく答えが思いつきません。 何ヶ月か考えつづけて、ある日、やっと納得行く説明がつきました。 それは、自分本位に考えるなら、働くということは、『生活していくための手段』なのです。 しかし、社会的(もしくは会社的)に見ると『社会(もしくは会社)の利益のため』となります。 そこにギャップがあります。 それは埋めようとしても埋められない。近づけようとしても近づかない。 会社は当然ながら会社の利益を考えるし、お客さんはお客さん自身の利益を考える。 それぞれが利益の取り合いをして、最終的に私たちが労働の対価としてもらえる賃金は、その利益の取り合いが終わった後の残りなのです。 だから、自分ががんばって働いた!と思っても、思ったよりも賃金が少なかったりします。 先輩や上司などを見ていると、みんなへとへとになりながら、夜遅くまで働いて、でもやっぱり報われないような生活をしているように私には見えました。 40才や50才を過ぎても20代の人とおんなじように働き、トラブルが起こると三日間徹夜、なんてこともあります。 それはそれで本人が納得していればいいのだろうけど、みんなに『仕事楽しいですか?』と聞いても 『もうしんどいわ』 という回答しか返ってきませんでした。 そういう会社というのはどうだろう、と思うわけです。 自分の将来はこんな人生になるのか?と思うわけです。 そこで、最終的に出した結論は、『どうせ働くのなら、自分が納得して面白いと思える仕事をするべきだ』ということでした。 私たちは人生の大半を『仕事』をして生きます。 自分の納得できないことをしながら、一生を過ごさなければならないとうことはありません。 なにも、一回就職したからその会社に骨を埋めなければならないということもありません。 私たちにはもっとよりやりがいのある仕事を探す権利もあるし、その自由もあります。 もっと世の中には自分にあった仕事があるかもしれないし、自分の力を活かせる職場があるかもしれない。 それは今のままこの会社にいたのでは見つけることができない。 なら、一回立ち止まってみて、それを探してみるのもいいかもしれない。 もっと自由に。もっと自分勝手に。 会社に忠誠を誓う!といった年齢層の高い人にはちょっと受け入れられない考え方かもしれないけど、 今の時代はもっと自分勝手に生きてもいい時代だと思います。 世の中にはいろんな職種があって、いろんな職業があります。 いろいろ考えて、結果、今の会社に残ることになっても、それはそれでひとつの結論ですし、 また違う職種に転職されても、それはそれでまたひとつの結論です。 要は、考えるか、考えないか、ということです。 このサイトをきっかけにして皆さんが『働くということ』について疑問をもって、色々考えてもらえれば嬉しいと思っています。 |
